マスボクシング探訪②東京都代表編(OneTwoスポーツクラブ/東京都中央区)

目次

東京都代表選手との合同練習・技術交流会を実施

マスボクシングの技術向上と普及促進を目的として、全日本マスボクシング選手権大会・東京都代表選手らとの合同練習および技術交流を、東京都中央区の OneTwoスポーツクラブ さんにて実施しました。1964東京五輪で日本初の金メダルを獲得した櫻井孝雄さんが創設されたたジムです。

櫻井孝雄さんの貴重な資料が、ジム内に大切に展示されておりました。

東京都は国内でも特に競技人口が多く、代表に選ばれるためには厳しい予選を勝ち抜く必要があります。
階級によっては 4試合以上を連続で勝ち続けなければ代表の座を掴めないほどレベルが高く、今回の交流では取材者が所属する岩手県に持ち帰れる貴重な学びが数多く得られました。

全日本マスボクシング王者 高橋泰之さん(写真左)と取材者。過去に対戦経験があり、全日本でセコンドに付いていただいたこともある盟友。櫻井孝雄さんの1964東京五輪のコスチューム・グローブ・シューズなどを背景に。

全日本王者 高橋泰之さん(写真左)と当会監修の比護忍

東京都代表選手との合同技術トレーニング

技術交流では、東京都代表選手が日頃から取り組む高度な技術・戦術に触れ、

  • 正確な重心移動
  • 打撃効率を最大化するフォーム
  • 距離と間合いの管理
  • 実戦を想定したステップ・ディフェンス

といったポイントを中心に、実戦的な練習を行いました。

東京都選手団は競技人口・普及環境ともに全国トップクラス。
その技術レベルを実際に肌で感じられたことは、大きな財産となりました。

東京都の普及状況とOneTwoスポーツクラブさんの取り組み

OneTwoスポーツクラブさんでは、東京・神奈川・千葉のジムを対象に、50名以上が参加するマスボクシング大会 を主催するなど、普及活動に積極的に取り組まれています。
また、東京都ボクシング連盟でもイベントや交流試合が積極的に行われており、来年6月28日には 代々木第二体育館(収容約4,000名)を貸し切ってマスボクシング単独イベント を開催予定とのことです。

東京都全体の普及スピードの速さと規模感は、全国でも突出しており、他県にとっても多くの示唆が得られる内容となりました。

岩手や他県への還元

今回の交流を通じて得られた技術・練習方法・運営ノウハウは、取材者の所属する岩手県連盟や他県の選手・指導者の育成に直接役立つ内容ばかりです。

城北マスボクシング研究会では、こうした技術交流を継続し、マスボクシング競技者の技術向上と安全性の高い環境づくりをさらに推進してまいります。

企画・取材

  城北マスボクシング研究会

  監修 比護 忍

  全国ヒットマスボクシング競技会 優勝

  全日本マスボクシング選手権大会 優勝

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